2011年6月23日木曜日

ホタル狩り

実家の近くにホタル鑑賞に行ってきました。

実家は横浜市の住宅街ですが、横浜でも一番自然の多い地区で、歩いて20分ほどのところに瀬上の池と呼ばれる池を含む市民の森があり、手軽なハイキングコースと、ホタルの名所として地元民に愛されています。

瀬上の池は小学校の遠足や、夏休みに田んぼでおたまじゃくしを捕まえたりなど、幼少の思い出が蘇る懐かしい場所ですが、大人になってからは全く行く機会がなく、10年以上前に1度ホタルを見に行ったきりでした。

実家から近いとはいえ、池までの道はかなりの田舎道のため、ベビーカーは無理だろうし、外灯もないから真っ暗だろうし虫さされも怖いし赤子には過酷かもと思い、じじばばに預けて夫婦2人で行くことにしました。
ぴいたんを人に預けるのは生まれて初めてです。

ぴいたんにデレデレなじいじはウキウキでしたが、ママはハラハラ。
そんなママの心配とは裏腹に、ぴいたんはじいじの膝の上でニコニコしていました。
まぁ大丈夫そうか…と、さっそくお出かけ。外面いいしな。

住宅街からちょっと歩いただけで、急に田舎に来たみたいな風景が広がります。
 

お約束ですが、子供の頃の思い出より道が狭く、距離が短く感じました。
平日でしたが、暗くなってくるとホタル狩りにやってきた人々が集まってきました。

そして、フワリと、黄緑色の光が見え始めました。
やっぱり感動します。
明るかったさっきまでは全然分からなかったのに、そこここにゆっくりと点滅するほのかなあかり達が。
いちおう撮れた










ここのホタルに詳しいらしいおじさんが(暗くて顔が全然見えなかったけど)、2週間くらい前が一番見ごろで、ここの草むら一帯なんかはホタルの幼虫が光って天の川みたいだったとのこと。今はもう大きな源氏蛍は下火で小さな平家蛍の時期だとか。
今日ですら、結構いたと思ったのに、もっと見れたんだ~~。

不思議だったのが、ホタルって、全然人を怖がらないんですね。
旦那さんが2回も捕まえて手のひらでゆっくり鑑賞してみたり。


ぴいたんと別れて1時間半位経っていたので、家に電話してみました。
ばあばが出て、
「今すごいご機嫌なのよ~~。いないいないばぁしたらずっと笑ってるの~~。あ、ホタルみれた?」
と、電話口からキャハキャハいう声が。
むむむ。有難いが、なんかくやしい(笑

お陰さまで、ホタルをゆっくり堪能して帰りました。

あと2~3分で家に着く頃、じいじから
「急に泣き出して、何しても全然泣きやまないんだよ~、今どの辺だ?」
とヘルプの電話が。
どうやらお腹がすいた+眠いらしい。
ししし。やっぱりママがいないとダメですな!
面倒見てもらってる立場なのに、ちょっとざまあみろ的な気分で、急いで実家の玄関の扉を開けたのでした。

甚平さんで夏気分
スイカで実家の夜を満喫










 

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