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後ろに押さえが必要なハラハラ肩車。 |
なかなか立っちができないので、暫く大学病院に通っていたうーちゃんですが、1歳9ヶ月になり、ここにきてやっと、リハビリさせたら?という話が出て、療育センターに紹介状を書いてもらうことになりました。
初めての療育センター、まずはケースワーカーの方との面談、次に医師の診察を受けました。
うーちゃん、来る人来る人みんなにニコニコ愛想を振りまき、みんなを笑顔にさせていました。
次の週に、リハビリの先生に会うことになりました。
「僕は男だから警戒されてしまうかもしれません」と事前に心配されていましたが、うーちゃん性別もまったく気にすることなく、ニコニコニコ。
「体に遅れのある子は、警戒心が強くて泣いてしまう事が多いのですが、こんなに笑うなんて珍しいですね」と言われました。
そして、自分からは殆どしてくれないうーちゃんのつかまり立ちの現状を見ていただくことに。
たどたどしくつかまり立ちをするうーちゃんの足を見て、
「足の関節が柔らかすぎるようです。普通は立っているときにこんなに足の裏や指をぐにゃぐにゃと動かす必要はなく、むしろ全く動かさないですが、柔らかすぎることにより不安定さが生まれてしまっているようです」
たしかに、言われてみれば、うーちゃんは足の指をぎゅっと握ったり、足首を内側や外側に曲げたり、かかとを離したり、常に動かし続けていて、足の裏全体を床につけることが殆どないのです。
「本来ならば、関節が柔らかいということはいいことなのですが、そのことが逆にマイナスに働いてしまっているのですね。悪い事ではないんですよ」
動きすぎてしまう足の使い方が分からず、まだ探っている段階ってことか!
先生の話を聞いて、なるほどなーと。いろいろ納得できたし、異常ではないとも解って安心しました。
「対策としては、正しい足の使い方を覚えさせるために、室内で靴を履いてみてください」
へーーー!って、ちょっと驚きです。
だって、最近は裸足育児ブームでしょ。発育のためにはなんでも裸足がいいのかと思って、靴なんて一回も履かせたことなかった!!
「靴でしっかり足を安定させて、足の使い方をまずは覚えさせるんです。しっかり歩き始めるようになったら、もちろん室内での靴は妨げになりますが」
と、先生がハイカットの靴を出してきて、うーちゃんの足に履かせてくれました。
すると、ほんとだ!さっきより全然安定したつかまり立ちに!!!
「かかとの部分が固くしっかりした作りで、くるぶしの隠れるハイカットの靴だったらなんでもいいですよ。お姉ちゃんのお古でも」
室内で靴という発想がまるでなかったので、お話が聞けてほんとによかった~と思いました。
また、足がすごく細くて心配していることと、その割にすごく食いしん坊なので、立てないのに体重ばっかり増えてますます立てなくなるんじゃないか、食事制限した方がいいのかと思ってることなども聞いてみました。
やっぱり、立つ練習を沢山やっていくことで、足の筋肉がついて太くなってくるし、食べた分もしっかり運動をするべきで、とにかく立ったりして足を使う機会をどんどん増やすのが大切と言われました。
帰ってからも、療育センターでの靴を履いた感覚が残っていたのか、珍しくうーちゃん自ら何度もつかまり立ちをしてくれました。
明らかに進歩してる!こんなに違うもの!?ちょっとの間靴履いただけなのに。
今回行ってみて、希望の光が見え、すごく晴れやかな気持ちに!春の陽気にもなってきたし!
よーし、可愛いハイカットの靴買ってあげるからね~うーちゃん!
しかし、「室内で靴を履く」くらいのアドバイスだったら、わざわざ別の施設に紹介しなくても小児科で言えないものかと不思議に思いました。
小児科はいつも現状を聞くだけで終わりで、いいとも悪いとも言ってくれないし、通院してる意味をあんまり感じない今日このごろ。
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四つん這いで後退して段差に座る技を
覚えましたが…机はさすがに無理かと。 |
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高く積み上げた布団に座りたい…
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窓辺に座りたい…のに、カーテンに阻まれ。 |
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あっ成功しそう!が、ぎりぎり高さが届かず。 |
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結局ママに座らせてもらい
喜んでました。 |