みごとなガッツぶり |
ぴぃちゃんの時よりパスタ1人前くらい軽い赤子となりました。
今回も大和市にある愛育病院での計画無痛分娩を希望しました。
正期産に入ったら分娩日を好きに決められます。
予定日は5月27日だったので、経産婦だし早めに産気づいたら困るので、1週間前の20日に決めました。
ほんとはもっと前が安心なのですが、前々からチケットを取っていた小林賢太郎(ラーメンズの片われ)のライブが18日だったので…。入院前日にライブを観に行くチャレンジャー妊婦。
家族3人の最後の記念撮影 |
分娩日の前日、病室にて |
ママの入院中、ぴぃちゃんはパパちゃんの妹さんのマリちゃんのおうちに御厄介になります。
入院は分娩日の前日で、この日だけパパもマリちゃんちにお泊りになりました。
明日はいよいよ分娩です。歩くのにもフウフウ言っていたこのでかっ腹とやっとオサラバです!
病院のベッドでなんだか信じられない気持ちで緊張しながら、久々に一人での就寝となりました。
と。夜中の1時ごろ目が覚めました。
…なんか…お腹痛い…。
痛みも治まり、まあいっか、とまた寝ようとしました。が、また…痛い…。
ま・さ・か?
夜中では無痛対応できない場合があると聞いており、普通分娩だけは避けたい!と思っていたので、この痛み気のせいであってくれ!つーか、朝まで無視して寝てしまおう!そうだ寝よう!と現実逃避を図りました。
でも痛みで寝ていられなくなってきました。一応痛みの間隔を計ってみると…きっかり10分。。。
がっくりと敗北感に浸りながらナースコールを押しました。
無痛にできるのか早速きいてみると、夜中でも大丈夫とのこと。一気に安心しました。
前駆陣痛かもしれないからと、NSTの装置をつけられしばらく様子見しましょうと言われました。
えっ…痛いんだから、早く麻酔処置して欲しいんですけど。。。
1時間くらい痛みに耐えていると、「5分間隔になってきましたね、陣痛です」と、やっと分娩室に移動、麻酔処置をしてもらえることになりました。
時計を見ると3時頃でした。
陣痛が痛かったので、前回ぴぃちゃんのときは痛いと感じた麻酔の注射の痛みが全然気になりませんでした。
あーこれで楽になれる!と。
子宮の痛みが段々となくなってきて安心しました。
しかし。。。
左腰のあたりの痛みが段々ひどくなってきました。麻酔効いてないのでは?と助産師さんに訴えると、
「赤ちゃんの向きが悪くて、腰の骨が押されて痛いのね。この痛みは麻酔では取れないの」
ま、まじか。。。。麻酔で取れない痛みもあるの!?痛い、マジで痛い!!!ググググ…痛い!!!
夜中で周りに誰もいない事をいいことに「いたい・・・!いたーーーい!」と無意味に言葉にして痛みを放出しようとしますが、なんの効果もありません。
そういえば、旦那くん、いつ呼んでくれるんだろう?いたい!
「旦那さん、10分くらいで来られるところにいるんですよね?子宮口が全開になるちょっと前に呼びましょうか」
「はい…」って、な、なんで?今すぐ来てもらいたいような…。この痛みを訴える相手が欲しい!!いたい!!
助産師さんもすぐどっかへ行ってしまうので、数分間隔でやってくる激痛を一人で耐え続けました。
子宮口が7㎝になり、やっと旦那くんに電話をしてもらえたようです。
旦那くんには朝の10時に来てもらうことになっていたので、朝方に病院から連絡が入りビックリしたようです。
「子宮口も今全開になって、あといきむだけですけど、旦那さん着いてからいきみましょうね」
ちょっと!!!なぜもっと早くに呼ばない!!?
っていうか、一緒に陣痛も耐えてこその立ち合い出産じゃないの??
もう旦那とかどうでもいいから早く出してしまいたい!いたい!!!
暫くして旦那くんがやっと到着し、会陰切開担当の副医院長もスタンバイし、やっといきむ時がやってきました。
陣痛の波が来たときにぐーーーっといきみます。
いきみ始めて20分くらいでしょうか、4~5回いきんだところで、「はい、もう大丈夫です!出ます!」と言われました。
10ヶ月間、一時も離れることなく一緒にいたのに一度も見る事のできなかった我が子を初めて目にする瞬間です。
元気に泣いているシワシワなおサルさんを見て、やっぱり涙が溢れてしまいました。
やっぱり、やっぱり嬉しかったです。
出産した途端、ウソみたいに痛みが消えていました。
そして、なんと切開もせずに済みました!!自分を褒めてあげたい!!(この日7人が出産していましたが、私以外全員切られたと言っていました)出血も驚くほど少なかったようで。前回は大出血で後あと大変だったのに!見守っていた副医院長さんも嬉しそうでした。
私が出産した丁度そのころ、計画分娩の他の妊婦さん達が分娩室に入って来たようでした。
ほんとだったらこの時間から始まっていたんだよなぁ。
(他の妊婦さんには私の分娩の様子が聞こえていたようで、後日、感動で涙が出た!と言っていただけましたw)
計画で自分で決めた分娩日だったのに、初めからこの日に生まれる事が決まっていたんだなぁ。
病院にいるときに陣痛が始まって本当によかった。。。
その後、別の部屋に移動し、赤ちゃんと旦那くんと3人でしばらくゆっくり過ごすことができました。
そして、おばあちゃんとマリちゃん達がぴぃちゃんを連れてやってきました。
赤ちゃんを見て、ぴぃちゃんはどんな反応を示すのかな?
ママの隣で寝ている赤ちゃんを、初めは神妙な顔で見つめていたぴぃちゃんですが、暫くして、きゅーっと口がへの字になってきて、とうとう泣いてしまいました。
まだ赤ちゃんの誕生を喜べる歳ではなかったようです。。。
赤ちゃんを見ようとしないぴぃちゃん |
我ながらスーパー経産婦w
その頃にはぴぃちゃんも赤ちゃんに興味を持ちだしたようで、「赤ちゃんみる、いもうとちゃんみる」と言って新生児室のガラス窓を何度も覗きたがっていました。
たくさん並んだ赤ちゃんを見て、「いもうとちゃん、いっぱーい!」と言っていました。ちがう。。。
たくさんの妹たちをみています |
出産2日後、ガッツもおさまってきました |
出産ラッシュで赤子がぎゅうぎゅうです (一番右がうちの子) |