2014年4月27日日曜日

あの日のフレンチトースト

元気になりました!
フレンチトーストと言えば、私の中ではダスティン・ホフマンのクレイマークレイマーが思い浮かびます。
高校時代、たしか社会科の授業でだったか、視聴覚室でこの映画を1時間づつ二週にわたり観る機会がありました。
その中で、まるで料理番組のように、かなり詳しい描写でフレンチトーストをつくる場面があります。
存在は知っていたけど、作り方を知らなかったその外国の料理。
パンをびちゃびちゃにするのは気持ち悪い気もするけど、意外と簡単だったし、いつか作ってみるのもいいかもしれない。
十代だった私には親子の感動物語よりも、その未知の料理のシーンばかりが頭に残ってしまいました。

それから20年。。。
フレンチトーストを作る絶好の機会がやってまいりました。

先日のぴぃちゃんのアデノイド・扁桃腺切除手術のため、術後一ヶ月間の食事制限が課せられました。
カリカリした固いもの、揚げ物、水分を吸収してしまうもの(パンやビスケットなど)が一ヶ月間食べられないのです。
もうドンピシャでぴぃちゃんの好きなものを挙げたかのようなラインナップ。
お休みの日の朝食は絶対パンだって決まっています。

ご飯も一ヶ月間は柔らかめに炊いたものと言われたので、保育園に頼んで主食を家から持っていくことにし、献立表を見て食べられないものが出る日は給食の先生と相談して、一人だけ揚げ物をソテーにしてもらったりなどの対応をしてもらえることに。(超絶ありがたい!)
保育園のおやつなんか、クッキーや蒸しパンなど十中八九ほぼ連日食べられないものばかりなので、ほぼ毎日プリンやゼリー、ふかしイモなどを持参しました。
今なんでも人の真似したがるぴぃちゃんですが、一人だけ違うものを食べることになっても、プリンやおイモの日は案外嬉しそうでしたw

ただ、この禁断の食べ物たち、絶対食べてはいけないわけではないらしく、水分と一緒にゆっくり少しづつ、もしくは牛乳などに浸してから食べるのであればいいのだそう。
でもまだ3歳。ママの見ていないところでそんなお約束はまだまだ無理なハナシ。。。

って、そうか、パン、フレンチトーストにすれば食べてもいいわけか。

一緒に入院していたハルくんは、退院後フレンチトーストが気に入り、毎食食べないと済まないようにまでなっているとかw
最近ちまたでは人気のメニューだし、休日の朝作ってみることにしました。
人生初のフレンチトーストを。

女子高校生だったあの頃、初めて作るフレンチトーストを、20年の時を超えて、まさか自分の娘の為に作ることになるとは思いもしなかった。
映画の中で、不器用な父親が自分の息子の為に作ったように。

あの瑞々しい季節を思い浮かべながら。

2014年4月19日土曜日

舌癒着症*3歳アデノイドつき* 入院生活~退院

舌癒着症、およびアデノイド・扁桃腺切除手術が無事終わり、翌朝。。。
ぴぃちゃんの顔のむくみはどうなったかと見てみると。
むくみはなくなったけど、口の部分が尖ってなんか変な顔になってる!手術跡が腫れてる!?とちょっと青くなるママでしたが、よくよく観察してみると、喉が痛くて飲み込めず、つばを口いっぱいに溜めているだけだった。。。
看護師さんからは、つばを溜めていると菌が繁殖するから、なるべく飲み込ませるようにと言われました。

この日から、
・朝・夕の外来での診察
・1日3回のレーザー治療(痛み止め)
・食前のうがい(痛み止め)
・食後の飲み薬
・イソジンで食後と一時間ごとのうがい
・朝・晩の舌のリハビリ運動、薬の点滴

などなど、3歳児には結構ハードなタスクが課せられます。
手術自体は眠っていたので恐怖を感じずよかったのですが、痛み止めの筋肉注射などがあったりしたためか、入院中はママの言う事を全く聞かなくなり、特に向井先生による診察を怖がって怖がって、手がつけられなくなる程になってしまいました。

診察時間にみんなで1階の外来に行くのですが、移動するときから「こーわーい!!こーわーいぃ!!」と一人で大騒ぎです。ずっと言い続けるので参ります。
母はなだめ続けるのですが、「こわいコール」は衰える事を知りません。
先生にも「こういうのはディフィカルトベビーっていうんだ」となんか傷つく事を言われ。
看護師さんからもうるさいから離れていてください(他の患者さんへの先生の説明が聞こえないから)とも言われ。。。

・イソジンで食後と一時間ごとのうがい

中でもこれがもっとも母にとっての修行でした。
これがあると知っていたら、ガラガラうがいを練習して行ったのに。
まずガラガラうがいをした事がない上、イソジンを「からい」と言って、全然やってくれようとしません。
母は感染しないように口の中を殺菌させたいのに、説明してもしぶってしぶって。
やっとの事でぶくぶくうがいをやってくれても、1時間なんてあっという間です。すぐに次回のうがい時間です。うがいをやらせるのがほんとうに苦痛でした。ていうか全然守れてなかった。。。


手術の翌日から始まるご飯もおかゆからのスタートでしたが、昨日丸一日食事ができなかったので結構食べてくれてホッとしました。
痛みで全然食べられない子もいるらしいですが、今回の子達はみんな食べられるね!と言われました。
また、好きに間食もOKだったので、ご機嫌取りのためにプリンがすごく活躍していました。入院中いったいいくつ食べたかな。。。

お昼頃にジジババが来てくれて、背中の赤子だけでも面倒をみてもらおうとするも、人見知り炸裂でバァバに大泣き!!

入院中はお風呂に入れないので、ぴぃちゃんをジィジに頼み、午後にママと赤子だけ駅前の銭湯に行って来ました。
先にママが入浴、その間赤子をバァバに見ててもらう作戦です。
ですが、ママが入浴中、ずっとずっとずっと絶え間なく大泣きし続ける赤子(TT
まわりの休憩中のお年寄り達がいろいろと気遣ってくれたようですが、何の効果もなく。
ママが大急ぎで風呂を出て赤子を迎え入れると、ぴたりと泣き止みました。
バァバは「なんで!?」とひどくショックを受けたようでしたが。。。
こっちが聞きたい。。。

赤子を銭湯に入れるのが迷惑なのではとハラハラでしたが、「赤ちゃんが銭湯に入ってくるのは最近では珍しい」とおばあちゃん達がとても温かく迎えてくれました。
とにかく精神的にボロボロだったので、うれし涙が出ました。。。
レーザー治療だけは「ママやんないで」と進んで自分でやりたがるぴぃさん。

そして、ずっとおぶっている赤子がとうとう大量の鼻水とともに発熱!!!
お風呂上がり湯ざめさせてしまったのかも。。。(>_<)
ぴぃちゃんと一緒に赤子も診察を受けることになり、赤子への薬の投与というニュータスクも始まりました。
やることありすぎで自分の事を何もできず。。。ご飯も食べる暇なく。。。乳も痛く。。。

入院中、計画表には「診察、ご飯、レーザー治療、リハビリ」としか記入されていなかったので、日中の長い時間、TVもないし暇をどう解消しようかな~などと思っていたのですが、まったくの間違いでした。
朝の診察後すぐの朝ごはん、そしてうがい・薬を飲ませるなどがやっと終わった~と思ったらもうすぐにお昼ごはん!ってかんじだし、一日の大半は言う事を聞かない娘をなだめる・その気にさせる作業に明け暮れていました。
赤子の世話もあり、心配するような暇が全く発生しませんでした。

柔らかいものしか食べられないため
プリンあげてたら病院食でも登場し
プリン三昧。
寝る前、なかよしな2人の姿に少し癒されます














そんな人生で一番のピンチとも言える状況の中。
同室の3歳の男の子ハルくんと、ハルくんママという存在がとてもとても救いになっていました。
向井先生には鬼を見るかのように怖がっていたぴぃちゃんですが、優しいハルくんママにはとっても懐いていました。
夜、寝る前にはハルくんと一緒に絵本を読んでもらったり、赤子が昼寝の添い乳をしている間、ハルくんとキョウリュウジャーやアンパンマンの歌をうたったり、折り紙で遊んでくれたり。。。
ご自身だって親子2人での入院生活で不安だったろうに。
今回いろんな人にお世話になりましたが、ダントツお世話になりました。


入院生活4日目、木曜の午後は病院自体が休診になるため、診察は午前中のみ。
午後は看護師さんもいなくなります。
うがいはもちろん続けなければいけないのですが、診察がないというだけで少し余裕ができ、子どもたちも痛みが引いてきたのか笑顔が出るようになって、入院中で初めて少しゆったりと過ごす事ができました。
「ハルくんの隣で食べる!」と
ママの隣を拒否
自分のベットよりもハルくんベットにいる時間の方が長かった?
おやつにアイスが出ました。















そして、退院の金曜日。
朝の10時半までに退院しなければならず、しかし空気を読めない子ども達はマイペースなので、もうばったばたでした。
朝の診察ではやっとぴぃさん慣れてきたのか泣かずに順番を待てるようになっていました。
術後の経過もばっちりで、問題なしのようです。
今後は次の週の月曜と土曜にまた健診に行かなければなりません。

ハルくんともまだまだ遊んでいたかったようですが、バタバタとしたままお別れとなってしまいました。
別れ際、ぴぃちゃんに靴を履かせてくれたり上着のジッパーを閉めてくれたり、なんとハルくんジェントルメン。また遊びたいね。とってもお世話になりました。
最終日、元気ハツラツとした2人。
退院後はマリちゃんの家でパパの迎えを待たせてもらい、夕飯までお世話になって、、、今回さまざまな人にお世話になりました。
皆様のお陰でpika家は成り立っています(TT)感謝…。

ちなみに、私の乳ですが…退院直後の授乳でしこりが解消して痛みが消えました。
マジで。神のイタズラだとしか思えない。。。

そしてこの日の夜、久々のわが家に着き、あーやっと赤子を床に降ろせる!!!と解放感!!
病院ベット生活はほんとに監獄のようでした。床生活万歳。

車の中で寝ていたぴぃちゃんを5日ぶりのシャワーに入れたのですが。(2週間湯船に入れない)
今までで見たこともないようなハイパー癇癪を起こしてびっくり!!!
裸んぼのまま、服を着させるのも自分で着るのも何もかも嫌がって、モーレツに泣きわめき、小一時間悪魔が乗り移ったかのような状態に。。。
入院生活でかなりのストレスが掛っていたのだなと。。。
こっちは倒れそうなくらい疲れていたのに、最後にカウンターパンチを食らって寝ることもできずで死にそうになりました。
その後1~2週間くらい、眠い時などに癇癪を起こすようになり、度々泣かされました。

ほんとにね、がんばったね。
頑張った分のご褒美がどうかありますように。
皆様お疲れ様でした。

2014年4月15日火曜日

舌癒着症*3歳アデノイドつき* 手術!

手術直前、これから何が起こるのか知らない2人。
のんきに遊んでいます
ママの乳腺炎フィーバーの最中始まった、ぴぃちゃんの初めての入院生活。
二日目の朝9時から手術は始まります。
パパが朝8時に煎じたゴボウシを携えて登場、ママもやっと少しホッとすることができました。
手術は最年少ぴぃちゃんがトップバッター。
すぐに支度が始まります。

病院が用意してくれたパジャマに着替えさせ、麻酔が効くまでの間付き添いのママは手術着を着用。
心の準備をする間もなくすぐに名前を呼ばれました。

麻酔医の先生は優しそうな初老の方でした。
手術台に乗せられ、麻酔がシューと出ているチューブをぴぃちゃんの口の辺りに持って行き、気を落ち着かせようとしたのか「好きなキャラクターは何かな?」と質問をされました。
母は頭が回らず、最近ぴぃちゃんがTVで見ていないのにもかかわらず興味を持ちだしたキャラを思い出し、相手がご年配だということを忘れ、「プリキュアが好きだよね」と言ってしまいました。
先生、プリキュアを知らなかったのか超無反応。その代わり看護師さんが「プリキュアってまだやってるんだ!」と何故か失笑。
謎の会話が終わり、ぴぃちゃんが何だか苦しそうに顔をしかめ始めると、麻酔が効いてきたようで、母は退出となりました。
苦しそうなぴぃちゃんを残したまま病室に戻り、なんだか涙が出てきました。
本当にこれでよかったのかな。。。

手術個所は舌下・上唇・アデノイド・扁桃腺2つ・いびき(喉ちんこの周辺)の計5か所。
これらをレーザーメスで焼き切ります。
時間にして30~40分程。これでもかというほどの口内の大改革です。

しばらくして「○○さん」と名前を呼ばれ、見ると今回の手術の執刀医向井先生が手術室から出てきていました。
「これ、今切除したやつ」
と、切りたてホヤホヤの3つの肉片を手の平に乗せているではありませんか!!
「これがアデノイドの一部で、これとこれが喉の扁桃腺ね。おおきいな~~」
仰るとおりです。。。で、でかい。。。想像以上に。。。。
その大きさに夫婦で驚愕しました。
ミートボールくらいのおだんごが・・・あのちっちゃな口と鼻の中に・・・3つも。

実を言うと、手術の直前までほんとにやっていいの?ほんとにそんなに言うほど肥大してるの?と迷いながらだったのですが・・・。
その迷いが一瞬で吹き飛びました。
やってよかった!!と確信に変わりました!
ミートボールが鼻の奥にあったんじゃ、ぴぃちゃん、今までそうとう苦しかったね!!(泣

無事に手術が終わった様で、眠ったままのぴぃちゃんが看護師さん達に抱えられて病室に戻って来ました。
さて、ここからが正念場です。
麻酔から覚めると興奮状態になって暴れ出す子が多いそうで。
しかしながら、血が逆流しないように夕方16時まではうつ伏せの状態をキープしなければならないのだそう。。。
足首に点滴も刺さってるし、ここはパパの出番です!

目が覚めたぴぃちゃんをパパが上から羽交い締め!
押さえつけられるのを嫌がり、とんでもなく大暴れ&泣き叫ぶ我が子!
術後顔がむくれて、口から鼻から流血状態の娘の顔は、さながらB級ホラー映画のよう。。。アワワワ
2番目の同室の子の手術が終わっても、まだまだ我慢強く泣き叫び続け、かれこれ1時間。
11時頃、やっと疲れたのか寝てくれました。それからは夕方まで寝てくれて助かりました。
がんばりました。パパが。
16時に診察。無事にうつ伏せミッションはクリアしましたが、脱水にならないよう、必ず水分を取らせてくださいと、新たなミッションを与えられました。
脱水になると熱が出てしまうそうなのですが、口の中が痛いのか、やっぱりなかなか飲んでくれません。
でも何故かプリンは食べるぴぃさん。。。
食べられるんだ!と母は安心でしたけど。
血を拭いてキレイになりましたが、顔がむくみ、別人に。
痛み止めなどが効いているのか、夕方起きてからは、泣き叫ぶようなこともなく。もっと痛がって大変な事になることも想定していたのにホッとしました。
パパが夜に帰ってしまうのがとっても寂しかった(TT
次の日から2日間は昼間だけジジババが来てくれますが、赤子はジジババにも人見知りします…。
残り3日、ママの本当の試練がこれから始まります。。。乳はまだまだ痛いし。あーゆううつ。

2014年4月14日月曜日

舌癒着症*3歳アデノイドつき* 術前検査~入院

舌癒着症シリーズ第二弾。

次女うーちゃんが生後3ヶ月で舌癒着症の手術をしてから早8ヶ月。
今度は長女ぴぃちゃん(3歳)の手術に踏み切ることになりました。

今年の2月に旦那くんとともにぴぃちゃんも初めての診察に行ってきたのですが、家族そろって全員が重度の癒着と判明。
更に、ぴぃちゃんは鼻の奥にある扁桃腺(アデノイド)と喉の扁桃腺が肥大しているので、同時に切除もした方がよいとのこと。。。
やる場合は、5日間の入院と聞き、めっちゃくちゃ悩みました。
舌だけの手術という選択肢はないようです。

もともと、うーちゃんは今なら簡単な手術で済むという理由でやったのですが、長女はもう3歳。
生後3ヶ月半までなら麻酔ナシでできるのですが、それ以降は全身麻酔とのこと。
最近はイヤイヤもある程度収まり、聞きわけもしますが、全ては気分次第なお年頃。
そして、呆れるほどの極度の怖がり!
舌の手術じたいやるかやらないかでも悩んでいたのに、その上アデノイド・扁桃腺まで!?

術後は口の中が全部やけどしているような痛みが伴い、ごはんもまともに食べられないとか。
痛みが無くなっても、出血を防ぐために一ヶ月間は固いものや水分を吸収するパンなどが食べられないのだそう。(パンなどが手術跡にぺたっと張り付いて剥がれて出血すると再入院する恐れがあるらしい)
ぴぃちゃんが、大好きな揚げものやパンが一ヶ月も食べられないなんて耐えられるの!?

子どものアデノイド・扁桃腺の切除手術じたいは結構ポピュラーに行われているもののようです。
鼻の通りが悪いので舌癒着症と同様に不完全な呼吸による健康被害があるみたいです。


よくよく考えてみると、ぴぃちゃんの困ったところに、ご飯問題があります。
毎日、ご飯を食べるのに1時間くらい掛ってしまうのです。
一口食べてはスプーンから手を離し休み、もぐもぐとずっと噛みっぱなし。
お喋りに夢中になって食べるのを忘れたりしつつ、やっとまた一口食べたと思っても口に入れっぱなしでなかなか飲み込まず、結局べーと出してしまう。。。
そして毎回「もういらない」と結局残してしまいます。
それを見る度にこちらもイライラ。
好き嫌いしているわけではないのに、細かく切ったり工夫もしているのに、なぜ早く食べられないのかと。

また、「おさんぽいきたい!」と外出好きなのに、外に出た途端、「パパだっこ!!」と自分では歩こうとしないのにも困っています。
おさんぽとは歩くものだと。もう3歳だし歩いてくれよと。
ベビーカーの体重制限にももうすぐ届いてしまう重さです。パパの腰ももはや風前の灯火です。

もしかして、これらの困ったちゃん行動も、アデノイド云々がひとつの原因なのかも?
手術して口の中が広くなったら、ご飯も喉を通りやすくなるのでは?
空気もいっぱい吸えるようになって、深く眠れるようになって、疲れにくくなったら「だっこ」も言わなくなったりするのでは??

3歳児に手術なんて、やっていいものかどうか迷いましたが、結局アデノイドがあるということが、手術に踏み切る後押しをしてくれたような。
赤子連れの入院も、後々のリハビリとか食事制限もめちゃくちゃ大変そうだけど。。。



4月14日からの5日間の入院が決まり、その一ヶ月前に術前健診に行って来ました。
レントゲンと血液検査と尿検査があるようです。
え、にょ、尿検査???出せるだろうか。。。
ぼちぼちトイレでできるようにはなってきているけど、トイレトレは始めたばっかりです。

トイレで用を足してから家を出て、病院までおしっこ我慢しててね!とお約束はいちおうして、電車内では何度も出てないね!と確認しつつ、病院に着いてすぐ、もらった紙コップを持ってトイレに連れて行くも「まだでない」というので、採取はもうちょっと待つことに。でも帰るまでにはなんとかイケそうだ!と思っていました。

ママが入院の説明を受けている間、看護師さんがぴぃちゃんをレントゲンに連れて行きました。
するとしばらくして、大泣きで戻ってくるぴぃちゃん。ママがいない事が不安になった模様。
更に、泣いているときに「おしっこでちゃった~!」と。。。。がふっ。。。

その後の血液検査は、動かないように看護師さんに馬乗りになられたのに全く泣かずにクリア!
あとは、おしっこさえ出てくれれば帰れるよ!という段階。
何度もトイレに連れて行くも、出ず、出ず、出ず。。。
病院がやっている18時までに出ればいいですよと言われるも、その時すでに17時過ぎ。
水も沢山飲まされ、最後にはオムツのお子さんの最終手段ですと、おまたにおしっこをキャッチできるビニールの簡易トイレみたいなのをぺたっと張られましたw
すると、17:45頃、「おしっこでそう」と教えてくれ、トイレの便座に座りながらも、張り付けた簡易トイレにておしっこ採取に成功!!!
もー、焦らせてくれるぜ。



ぴぃちゃんとママと赤子の3人での、不安だらけの初めての5日間の入院生活に向けて、何日も前から言い聞かせを始めました。
何て説明しようか迷ったのですが、そうだこれだ!と、最近保育園でよく読んでもらっているらしい『こぶとりじいさん』にヒントをもらい、

「ぴぃちゃんのお鼻の中にね、おだんごがつまってるんだって。それを今度ね、こぶとりじいさんみたいにポコッて取ってもらいに行くんだよ」
「ぴぃちゃんのお鼻におだんごがあるの?」
「そうだよ、おだんごがあるとね、空気があんまり吸えなくて疲れちゃうんだって。取るとね、元気元気になれるんだって」
そんな感じで、包み隠さず、どんなことがあるのかをぴぃちゃんにも想像しやすいように説明しました。


入院は月曜夕方から金曜午前までなので、パパは仕事なのですが、手術のある火曜日だけお休みをもらって来てくれることに。
3人分の大量の荷物は、旦那くんの妹さんのマリちゃんに先に預けて、車で持ってきてもらう事になっています。
(マリちゃん、出産のときといい、毎回ほんとうにお世話になっています。マリちゃんがいなかったらうちは崩壊していたと思います…感謝!!)


そして月曜、運命の入院日です!
ぴぃちゃんをお昼過ぎまで保育園に預けることにし、ママは家で入院の最終準備。

って、あれ、、、、、乳が、、、右乳が痛い?、、、、、痛ったい!!!!
早くも悪寒でがくがくぶるぶると震え始める己の体。。。(のちに38度以上の高熱が出るサイン)
ウソだ、、、ろおぉぉぉぉ!!!!!
とりあえず濃いめのゴボウシを煎じようと、IHのボタンを押そうとする手がぶるぶる震えて上手く押せず。。。(泣

絶・・・望・・・

乳腺炎は人の生きる気力をすべて奪っていきます。
入院中のママの食料を買いに行く予定も用意も、もう何もかも手に付かず。
赤子の前でただ号泣する母。
赤子が最初に発する言葉が「もうやだ」になりそうな勢いで。

昼過ぎ、明らかに発熱し始めているけれど、赤子をベビーカーに乗せ、もうどうにでもなれと捨て身の覚悟で保育園へのお迎えに出発!
その足で駅に向かう予定です。
ぴぃちゃんはお昼寝の真っ最中に起こされる事となり。。。大泣きの最悪状態!!!
本当だったら、この戦場へ向かう小さな戦士に極めて優しく接してあげたいところ、母は痛みと発熱により、もうなだめるような気持ちにもなれず。。。心ここにあらず。。。ゴメン…ホント ゴメン…

乳が痛く、赤子を抱っこしたくなかったので、赤子をベビーカーに、ぴぃちゃんには駅まで歩いてもらおうとするも、「いやぁだー!ベビーカーがいぃいー!!」とぐっずぐずのぴぃさん。
なんかいろいろピンチで母は思考停止・・・。

すると、これから入院と分かっている先生たちから「がんばってね」とたくさんのエールをいただき、更に、唯一男性の職員Nさんが、「僕、駅の方に用事があるので、一緒に行きます」と大泣きのぴぃちゃんを「ほんとは腰が痛いんだけど特別だよ」とひょいと抱え、驚く事にそのまま駅までの10分位かかる距離(半分以上けっこうな上り坂)を、14kgのぴぃちゃんをずっと抱っこで送り届けてくださいました…!!!
言うまでもなく、ぴぃちゃんはすぐに笑顔となり。。。

ほれてまうやろぉおおおぉ・・・っ┌( ┐*_ロ_)┐
ぴぃちゃん、Nさんとの結婚、許す。いやむしろお行きなさい。
涙が出そうなほど有り難かったです。。。(*ノД`*)・゚・。 
神様?天使さま?N様!!!

その後マリちゃん親子とお義母さんが途中の駅まで車で迎えに来てくださり、16時頃、無事に病院に着きました。
この日同じく入院するのは全部で4人。ぴぃちゃん以外は全員男の子。
同室の男の子は数ヶ月お兄ちゃんですが、ほぼ同世代!(なんかすごいうれしい!)
お隣の部屋には5歳と小学6年生のお兄ちゃん。
同じ手術を受けると思うと心強い。みんな一緒にがんばろうね!!

せっかく従姉妹のマシロちゃんたちが来てくれたのに、診察や説明を受けたりで、あまり遊ぶこともできず、すぐにバイバイになってしまったので、ぴぃちゃんは何度も「マシロちゃんは?」と寂しそうにしていました。

翌日の朝が手術で、この日の夕飯が最後の晩餐です。
これから一ヶ月、大好きなフライドポテトもパンもビスケットも食べられません。
せめて最後の夕飯は好きなものを何でも食べさせてあげたい!と思っていたのに、乳が痛くてもう全てがおざなりです。
21時まで外出可だったのですが、それもできず、ぴぃちゃんはお義母さんに買ってきてもらったマクドナルドのハンバーガー2つ(笑)を食べて終わりました。(本人はうれしそうだった)

ちなみに、赤子は一人座りができず、場所見知り・人見知りまっさかりで泣くためベッドに一人置いておくこともできずで、常に抱っこかおんぶです。(ママにくっついているときのみ泣かない)
9kg。。。せめてお座りできたなら。。。

さて、就寝です。
鉄格子のような柵のついた高さのある病院のベッドと、柵のない低い補助ベッドが一台。
ほんとだったら子ども2人を柵のあるベッドに寝かせたいのだけど、赤子はまだ夜中に何度も起きてしまうので、ママと一緒のベッドがベター。
ぴぃちゃんが高いほうのベッドで寝たいというので、狭いけれど補助ベッドで赤子と2人で寝てみる事に。
とってもとっても気をつけていたのに、夜中に赤子がベッドから落ちてしまいました(怖
ちょっと泣いただけで別状はなくてよかった。。。
しかし全然寝た気がしなかったです。乳も痛ってーし。

明日はとうとうその日がやってきます。

2014年4月10日木曜日

ピクニック@代々木公園

増税前に美容院で髪を切りました!!
前髪以外は切るの初です!

お友達のwemiちゃん一家が関西に転勤!!!
衝撃です・・・(涙
なかよしランチ仲間がまた一人旅立つとは(TT
と思ったら、3年間くらいで帰ってこれるそうで。激しく安心!

期限付き関西生活と聞いて、逆にちょっと羨ましくなりました。
私の父が関西出身で、そこで育つ可能性もあったと昔から想像していたので、関西に住む憧れがほのかにあります。きっと性格も多少違ったのではと。

双子ちゃんの育児が始まってから連絡が一向に取れない状態が続くwemiちゃんに強引にアポを取り、会う約束を取り付けました!
wemiちゃんの提案で、代々木公園でピクニックすることになりました♪
さすがだな~。
野外で寝ころばせるの新鮮!
子ども2人連れはキッツイので、当然のようにぴぃさんは保育園にぶっこんできました。
そしたらwemiちゃんも、ちぃちゃんをお友達に預けてきてましたw
上の子の世話が何より大変なんだよね。。。話もゆっくりできないし。

どんどん遠くへ行ってしまう双子ちゃん 
大きくなったなぁ。




















今回は元同僚と育児休暇中の5人のママ達が集結しました。
平日だったから仕事復帰されてるママは来られなくて申し訳なかったです。

子どもたちは赤子一人を除く全員が女子だったので、遊び方が可愛らしい!なんだか見てる方もすごく楽!とママ達は今回のピクニックを絶賛していましたw
お金もかからずお手軽すぎる。何より楽しい!
ピクニック侮りがたし。
4歳・2歳・1歳・0歳が集まりました
ももこせんせい!大人気!


後半、風が吹き荒れ砂まみれになり、
「さっきまでシエスタって感じだったのに、
今は匍匐前進w」と言われ(笑
うーちゃんより2ヶ月下のpika男くん
すでにつかまり立ちも余裕で、もう歩きだしそう。





















次会うときはちぃちゃんも双子ちゃんも関西弁でノリ突っ込み!?
会うのが楽しみです。
帰ってきたら、絶対またピクニックしよう!
旦那さんのfacebookでの関西生活の投稿も楽しみにしてます♪

2014年4月4日金曜日

進級!

あかちゃんせんべいをあじわう
 4月になり、ぴぃちゃんがいちご組から3歳児クラスのあんず組に進級しました。
(年ごとにくだものの大きさがだんだん大きくなります)
保育園では上からも下からも3番目の真ん中クラスです!
まだまだ新参者のような気がしていたのに。
4月の風物詩、1歳児クラスのさくらんぼ組から聞こえる号泣の大合唱も微笑ましく感じますw

進級・入園式の日、夕方にお迎えに行くと、ぴぃちゃんが、
「うーちゃんは?」
と訊いてきました。
「?(おんぶしてる)ママの背中にいるよ」
「ちーがーう!うーちゃんは~?」
と、泣きだしてしまいました!

え~何?あ!そーか!
「ぴぃちゃん、今日からうーちゃんも保育園に通うと思ったの?」
泣きながらうなずくぴぃちゃん。

入園式に、同じクラスのお友達の妹ちゃんや弟くんが来ているのを見て、自分の妹も来るのかと期待してしまったようですw
なんだか、いじらしいなぁ。ほんとにうーちゃんが大好きなんだから。

来年、無事に保育園に受かったら、一緒に通おうね!
うーちゃんが保育園に来たら、ぴぃちゃん喜ぶだろうなぁ。
お花見おさんぽ