たまに泣きます |
先日、車で買い物に行っていたときに、業者さんが草刈り機で雑草刈りをしている川べりを通りかかりました。
そのとき、大量の刈られた雑草から、むせるような草の匂いが風に乗ってやってきました。
むわっ!青くさっ! しかし、この匂いに何かを思い出しました。
「あ~!フジロック思いだした!」
私が言うと、
「おれもそう思った(笑)」
と旦那くん。
6年前から夫婦で毎年行っている、フジロックフェスティバルの会場の匂いでした。
愛すべき夏の風物詩、フジロック。
夏の苗場は、昼間暑いかと思えば夜寒いし、毎回決まって大雨が降るから登山用の雨具に長靴必至だし、山だし、いろいろと過酷でサバイバルなフェスとして有名ですが、一度行ったらやみつきになるなんだか魔力的に魅力のあるフェスです。
大自然の中で生演奏聞きながらビール!っていう非現実感がタマラナイのだと思われ。
キッズコーナーがあることからも分かるように、家族連れで来ている人も多いフェスです。
抱っこひもで赤ちゃん連れで来てるツワモノも見かけました。
行こうと思えば行けたのかしら、今年も。
いや、やっぱり無理だ…。
今年はぴぃちゃんがいるので断念しましたが、去年は周りに心配されながらも5ヶ月のハラぼての身で行ってしまったのでした。
会場では意外とマタニティマークを付けた人を何人も見かけました。
妊婦的には、音楽聞きながらタバコ吸ってる人が多いのが嫌だったな。。。
そして、ぴぃちゃんの胎動を初めてハッキリと感じたのも、去年のフジロックでした。
アヴァロンという小さなステージの横にあるハンモックの森で、人生初のハンモックに揺られ寝ているときでした。
ステージからは静かな音楽に乗せた、日本の女性歌手の透明感のある心地いい歌声が聞こえてきていました。
心から気持ちいいなぁと、ずっとこうしていたいなぁと思っているときでした。
ぴょこん!と、お腹の中の彼女が動いたのです。
これ以上ないような幸福感に包まれたのを覚えています。
きっとちぃちゃなぴぃちゃんも同調して嬉しくて飛び上がってしまったのでしょう。
母も音楽聞くと、自然と体が動いちゃうもんねw
それからハンモックに揺られている間、ずっとぴょこぴょこと飛び跳ねてくれていたのでした。
今度また一緒に行ける、ぴぃちゃんにとって2度目のフジロックはいつかなぁ。
いつか一緒に、冷たい川に足をつけながら親子三人で大好きな天国バーガーを食べようね。
家政婦は見た!ごっこ |