2014年10月18日土曜日

ノーモア運動会

9周年の結婚祝い。パパありがとう!
今年もこのドキドキする季節がやってまいりました。
数日前から「あしたうんどうかい!?」「あと3回寝たらうんどうかい!?」と意外と楽しみにしている様子のぴぃちゃん。
いやいや。母は騙されませんよ。そう期待を大きくさせておいて打ち砕かれるのを何度経験したことか。

とにかくぴぃちゃん、こういった不慣れな場所で人が大勢集まっての催し物というのが大嫌い。
全く積極性を見せず、パパママから絶対に離れようとしません。何もやる気を見せません。
特に今回は幼児クラスに進級したこともあり、会の間はパパママとは離れた園児席で待機することになっています。
しかしもうぐずるような歳でもなくなってきています。
期待半分・あきらめ半分で会場に向かいました。

それまでは割と機嫌良く来られたのに、先生が園児席にぴぃちゃんを連れて行こうとした途端に大泣き!!
それ以降は、ほんとにもう、母としては思い出したくもないような状態に。
クラスの子が他に誰も泣いていない中、あの一人で大泣きして競技に参加しようともしないやつは誰だ。
パパママがそこにいるのに行ってはいけないという状況が泣きに拍車をかけている模様。。。

この日の為に毎日練習していたと言う「星空カーニバル」というお遊戯も、去年と同じ動画を見ているかのように棒立ちというニュートラルポーズを保ったまま終了。

親子競技だけはママと参加したので急にやる気を見せていましたが、それ以外は終わりの体操までかたくなにアクションを見せないままに、年に一度の運動会は幕を閉じました。
お友達たちは上手に踊りを見せてくれて、他の子を見て成長を感じるという悲しい日に終わりました。
「なんであんなに泣いてんの!?」と腹が立つ度に、隣で常ににこにこ天使の笑顔でいてくれるうーちゃんを見て心を和ませていました。ほんとうに、あなたがいてくれてよかった。。。
お姉ちゃんなんで
泣いてんの?
終了後、急に晴れやかな表情をし出す。にゃろ~














毎年、この落ちくぼんだ嫌な空気を持ち帰り、ダークな気分の週末を過ごす事が恒例に。
もう変な期待は捨て去った方がいいのか?こんな思いをするくらいなら、来年から参加しない方がいいという気すらしてきます。
でもでも、来年は、我らが天使うーちゃんが参戦する予定!
と、また性懲りもなく新たな期待をしてしまう親バカなのであります。


数日後、たまたまEテレ「すくすく子育て」の録画を見たら、同じく「まったく積極性を見せない長男(5歳)にやきもきしている」という相談をされている同士が!
(5歳でもまだこうなの!?)
「100人子どもがいて、99人は積極的に遊ぶ中、一人だけが内気で行動しないというのは、もうそれは立派な個性。すてきなことです」みたいな事を専門家が仰っていて、なんか目からうろこでした。
確かに、クラスの全員が競技に参加している中、ぴぃちゃん一人だけが徹底して泣き続け、おそらく「あれ、一人だけ泣いてるな」と誰の目にも止まったことでしょう。
そして温かい目で見てくれた人だっているはずです。
見方を変えるってことも大事だなと、少し救われる思いでした。
まぁ、目立つならもっといいことで目立ってほしいですけどね。。。
まだ抱っこ紐に収まりました

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