![]() |
| いとこのぽんちゃんと |
自分の周りで少しずつ広がっていく世界は分からない事でいっぱい。
どうしてお空は青いの?
お月さまはどうして痩せたり太ったりするの?
子どもが大きくなってくると、「なんで?どちて?」の猛攻撃が始まり、大人はその返答に大変な思いをする時期があるそうで。
だけど、子の好奇心を潰さないよう、ぴぃちゃんが「なんでなの?」と訊いてきたときには極力真剣に対応してあげようと前々から思っていました。
半年くらい前から、ぴぃちゃんは「なんで?なんで?」を連発し出しました。
よしよし、よしきた!とうとうその時が!
どんなに難しい質問であろうと面倒くさがらずに、かわいい我が子の探究心には真正面から向き合う所存!
ところがですよ。
ぴぃちゃんが次から次へとママに投げつけてくる疑問とは・・・
「ママ、今なんで『あっ』って言ったの?なんで今『ふぅ』って言ったの?」とか、
道行く人を指差して、
「あの人のおうちどこにあるの?」とか、
TVの街頭インタビューに答えている人を指差して、
「この人、おなまえなんていうの?」とか、
名前が分かったとしても、
「なんで山田っておなまえなの?」
などと、予想の斜め上を行く疑問質問の大安売りです。
「それ聞いてどうすんの?」と思うしかない、回答者側の心を折るような野暮な質問が延々と続きます。
初めて見る物・聞く物、いちいち全てに興味津々なのです。
「なんでって…『あっ』って言いたかったからだよ」
とかテキトーな返事をすると、
「なんで『あっ』って言いたくなったの?」
と即座に追求質問が覆いかぶさって来ます。納得する答えがないと質問は終わりを見せません。
なのでママも頑張って頭を使い、
「ママは今帽子を忘れたのを思い出したから『あっ』って言ったんだよ」
とか、
「この人のおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんが、山の田んぼの近くに住んでたから、山田ってお名前にしようって思ったんじゃないかな」
など、なるべく付き合ってあげていますが、忙しい時など心に余裕がなくなってくると、
「もう・・・なんでだろーねー・・・」
と投げやりになるママを神様お許しください。

0 件のコメント:
コメントを投稿