2014年4月19日土曜日

舌癒着症*3歳アデノイドつき* 入院生活~退院

舌癒着症、およびアデノイド・扁桃腺切除手術が無事終わり、翌朝。。。
ぴぃちゃんの顔のむくみはどうなったかと見てみると。
むくみはなくなったけど、口の部分が尖ってなんか変な顔になってる!手術跡が腫れてる!?とちょっと青くなるママでしたが、よくよく観察してみると、喉が痛くて飲み込めず、つばを口いっぱいに溜めているだけだった。。。
看護師さんからは、つばを溜めていると菌が繁殖するから、なるべく飲み込ませるようにと言われました。

この日から、
・朝・夕の外来での診察
・1日3回のレーザー治療(痛み止め)
・食前のうがい(痛み止め)
・食後の飲み薬
・イソジンで食後と一時間ごとのうがい
・朝・晩の舌のリハビリ運動、薬の点滴

などなど、3歳児には結構ハードなタスクが課せられます。
手術自体は眠っていたので恐怖を感じずよかったのですが、痛み止めの筋肉注射などがあったりしたためか、入院中はママの言う事を全く聞かなくなり、特に向井先生による診察を怖がって怖がって、手がつけられなくなる程になってしまいました。

診察時間にみんなで1階の外来に行くのですが、移動するときから「こーわーい!!こーわーいぃ!!」と一人で大騒ぎです。ずっと言い続けるので参ります。
母はなだめ続けるのですが、「こわいコール」は衰える事を知りません。
先生にも「こういうのはディフィカルトベビーっていうんだ」となんか傷つく事を言われ。
看護師さんからもうるさいから離れていてください(他の患者さんへの先生の説明が聞こえないから)とも言われ。。。

・イソジンで食後と一時間ごとのうがい

中でもこれがもっとも母にとっての修行でした。
これがあると知っていたら、ガラガラうがいを練習して行ったのに。
まずガラガラうがいをした事がない上、イソジンを「からい」と言って、全然やってくれようとしません。
母は感染しないように口の中を殺菌させたいのに、説明してもしぶってしぶって。
やっとの事でぶくぶくうがいをやってくれても、1時間なんてあっという間です。すぐに次回のうがい時間です。うがいをやらせるのがほんとうに苦痛でした。ていうか全然守れてなかった。。。


手術の翌日から始まるご飯もおかゆからのスタートでしたが、昨日丸一日食事ができなかったので結構食べてくれてホッとしました。
痛みで全然食べられない子もいるらしいですが、今回の子達はみんな食べられるね!と言われました。
また、好きに間食もOKだったので、ご機嫌取りのためにプリンがすごく活躍していました。入院中いったいいくつ食べたかな。。。

お昼頃にジジババが来てくれて、背中の赤子だけでも面倒をみてもらおうとするも、人見知り炸裂でバァバに大泣き!!

入院中はお風呂に入れないので、ぴぃちゃんをジィジに頼み、午後にママと赤子だけ駅前の銭湯に行って来ました。
先にママが入浴、その間赤子をバァバに見ててもらう作戦です。
ですが、ママが入浴中、ずっとずっとずっと絶え間なく大泣きし続ける赤子(TT
まわりの休憩中のお年寄り達がいろいろと気遣ってくれたようですが、何の効果もなく。
ママが大急ぎで風呂を出て赤子を迎え入れると、ぴたりと泣き止みました。
バァバは「なんで!?」とひどくショックを受けたようでしたが。。。
こっちが聞きたい。。。

赤子を銭湯に入れるのが迷惑なのではとハラハラでしたが、「赤ちゃんが銭湯に入ってくるのは最近では珍しい」とおばあちゃん達がとても温かく迎えてくれました。
とにかく精神的にボロボロだったので、うれし涙が出ました。。。
レーザー治療だけは「ママやんないで」と進んで自分でやりたがるぴぃさん。

そして、ずっとおぶっている赤子がとうとう大量の鼻水とともに発熱!!!
お風呂上がり湯ざめさせてしまったのかも。。。(>_<)
ぴぃちゃんと一緒に赤子も診察を受けることになり、赤子への薬の投与というニュータスクも始まりました。
やることありすぎで自分の事を何もできず。。。ご飯も食べる暇なく。。。乳も痛く。。。

入院中、計画表には「診察、ご飯、レーザー治療、リハビリ」としか記入されていなかったので、日中の長い時間、TVもないし暇をどう解消しようかな~などと思っていたのですが、まったくの間違いでした。
朝の診察後すぐの朝ごはん、そしてうがい・薬を飲ませるなどがやっと終わった~と思ったらもうすぐにお昼ごはん!ってかんじだし、一日の大半は言う事を聞かない娘をなだめる・その気にさせる作業に明け暮れていました。
赤子の世話もあり、心配するような暇が全く発生しませんでした。

柔らかいものしか食べられないため
プリンあげてたら病院食でも登場し
プリン三昧。
寝る前、なかよしな2人の姿に少し癒されます














そんな人生で一番のピンチとも言える状況の中。
同室の3歳の男の子ハルくんと、ハルくんママという存在がとてもとても救いになっていました。
向井先生には鬼を見るかのように怖がっていたぴぃちゃんですが、優しいハルくんママにはとっても懐いていました。
夜、寝る前にはハルくんと一緒に絵本を読んでもらったり、赤子が昼寝の添い乳をしている間、ハルくんとキョウリュウジャーやアンパンマンの歌をうたったり、折り紙で遊んでくれたり。。。
ご自身だって親子2人での入院生活で不安だったろうに。
今回いろんな人にお世話になりましたが、ダントツお世話になりました。


入院生活4日目、木曜の午後は病院自体が休診になるため、診察は午前中のみ。
午後は看護師さんもいなくなります。
うがいはもちろん続けなければいけないのですが、診察がないというだけで少し余裕ができ、子どもたちも痛みが引いてきたのか笑顔が出るようになって、入院中で初めて少しゆったりと過ごす事ができました。
「ハルくんの隣で食べる!」と
ママの隣を拒否
自分のベットよりもハルくんベットにいる時間の方が長かった?
おやつにアイスが出ました。















そして、退院の金曜日。
朝の10時半までに退院しなければならず、しかし空気を読めない子ども達はマイペースなので、もうばったばたでした。
朝の診察ではやっとぴぃさん慣れてきたのか泣かずに順番を待てるようになっていました。
術後の経過もばっちりで、問題なしのようです。
今後は次の週の月曜と土曜にまた健診に行かなければなりません。

ハルくんともまだまだ遊んでいたかったようですが、バタバタとしたままお別れとなってしまいました。
別れ際、ぴぃちゃんに靴を履かせてくれたり上着のジッパーを閉めてくれたり、なんとハルくんジェントルメン。また遊びたいね。とってもお世話になりました。
最終日、元気ハツラツとした2人。
退院後はマリちゃんの家でパパの迎えを待たせてもらい、夕飯までお世話になって、、、今回さまざまな人にお世話になりました。
皆様のお陰でpika家は成り立っています(TT)感謝…。

ちなみに、私の乳ですが…退院直後の授乳でしこりが解消して痛みが消えました。
マジで。神のイタズラだとしか思えない。。。

そしてこの日の夜、久々のわが家に着き、あーやっと赤子を床に降ろせる!!!と解放感!!
病院ベット生活はほんとに監獄のようでした。床生活万歳。

車の中で寝ていたぴぃちゃんを5日ぶりのシャワーに入れたのですが。(2週間湯船に入れない)
今までで見たこともないようなハイパー癇癪を起こしてびっくり!!!
裸んぼのまま、服を着させるのも自分で着るのも何もかも嫌がって、モーレツに泣きわめき、小一時間悪魔が乗り移ったかのような状態に。。。
入院生活でかなりのストレスが掛っていたのだなと。。。
こっちは倒れそうなくらい疲れていたのに、最後にカウンターパンチを食らって寝ることもできずで死にそうになりました。
その後1~2週間くらい、眠い時などに癇癪を起こすようになり、度々泣かされました。

ほんとにね、がんばったね。
頑張った分のご褒美がどうかありますように。
皆様お疲れ様でした。

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