3ヶ月前くらいから「2歳の誕生日になったらオッパイバイバイしようね!」と言い聞かせをしていました。
言い聞かせながらも、自分でもできるのかどうか半信半疑でした。
ぴぃちゃんも、「オッパイバイバイしようね」と言う度うなずいて、ニコニコしながらオッパイに向かってバイバイをしていました。
そして誕生日当日。
ここのところ夜中から朝にかけて何度も起きてしまい、その度に添い乳しているような状態だったので、「こんなんでほんとに断乳できるんだろうか」と不安でいっぱいでした。
でも今日やらなければ何の意味もないと断腸の思いで決行です!
お誕生日だったので、園ではお友達にハッピーバースデーの歌を歌ってもらったり大人気だったようで、お迎えに行ったときはほんとにゴキゲンで。
「今日は一日中ゴキゲンでしたよ!」と先生にも褒められ。
「今日オッパイバイバイだからね」と言ってもニコニコでうんとうなずいていました。
おうちについて、いつも開口一番「おっぱい!」のぴぃちゃんが、何故か今日は「ごはん」と言い出し、先にごはんを食べ始めました。
ごはんを一口食べる度に「おっぱい!おっぱい!…(ごくん)…ごはん」と謎のオッパイコールをしながらの夕飯。
オッパイを最後まで我慢しての夕飯は久しぶりでした。
その後、人生最後の授乳。
「最後だから、いっぱい飲みなね」と言うと、嬉しそうにオッパイを飲み始めました。
いつもは2~30分も経てば満足して終わるのですが、この日は45分ほど吸いついていました。
オッパイから口を離し、「もういいの?最後だよ」と言っても、ニコニコしながら自分で服を下ろしてくれました。
「オッパイ好き?」と訊くと、「ちゅ、き!」と言っていました。
その後、お約束のアンパンマンを両乳にマジックで描き、ぴぃちゃんに見せました。
すぐに「あんぱんまん」と言っていましたが、反応はすっごい薄かったです。。。
「オッパイ、アンパンマンになっちゃったから、もうバイバイだよ。ほら、バイバイして?」と言うと、バイバイと手を振っていました。
ママがお風呂に入りに行くときに、「あんぱんまん、ばいばい」と言っていました。
お風呂後、ここからが正念場です!
いつもぴぃちゃんは添い乳でご就寝なのです。オッパイなしで寝たことは殆どありません。
割と上機嫌のまま、一緒にお布団に入りました。
すると…「オッパイ」と言い始めるではありませんか!!
やっぱり解ってなかったかーーーー!!!
「オッパイ、バイバイしたよね?もう飲めないんだよ?」と言うと、うえーーーと泣き始めてしまいました。
どんなに泣いても、母は折れません。もう決めてしまった事です。
「あだ、あだ、おっぱい、おっぱいぃ~~」と泣いていました。
抱っこしようとしても、「あだ!」と触らせてくれません。仕方なく横で触らずに静かに見守っていました。
「オッパイ飲めなくなっても、ママちゃんはずっと一緒だよ」と泣いているぴぃちゃんに言いながら。
ママも涙がでてきました。一緒に泣きました。
だってぴぃちゃんが生まれてから、オッパイを飲まない日はなかったんですから。
何度このオッパイに助けられたことか。
20分後、最後はアーアーと高い小さな叫び声を上げつつ、とうとう添い寝のまま寝てしまいました。
寝室から出ると、同じように寂しそうな顔をしたパパが私の頭を撫でてくれました。
夜中も一度目を覚まし、「おっぱい」と言って泣きましたが、「飲めないのよ」となだめ、30分位で寝てくれました。
次の日、いつもの夕方のオッパイは請求されませんでしたが、寝るときに「おっぱい」と言って泣きました。
が、今回は15分ほどで寝てくれました。
夜中は起きず、朝まで寝てくれました。
3日目の夜は、一緒に布団に入ると、「いっちょ」と言い微笑みながら、ママの方を向いたまますぐにスーッと寝てくれました・・・・!!
その日からずっと、添い寝をするだけで、トントンすることもなく勝手に寝てくれるようになったのです!!!!
ちょっと今でも信じられません。
夜中起きることがあっても、「おっぱい」という単語は出てきません。
ママが着替える時に「おっぱい!」と言いながら指を差して笑っています。その度にドキッとしますが、欲しがるようなことはもう無いみたいです。
なんて偉いんでしょうか。こんなに小さいのに、だいすきなものを我慢するなんてすごい。
こうやって少しづつ心も体も大きくなっていくんですね。
ママにはちょっと忘れる事ができない思い出になりそうです。

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